- 2025年12月11日
管理栄養士による健康のはなし~免疫力を高めてインフルエンザを予防しよう!~
秋から冬にかけて気温が低下し、空気が乾燥することで風邪が流行しやすくなります。
インフルエンザウイルスは、11月下旬頃から3月に流行します。感染力が強く、主に飛沫感染と接触感染によって広がります。潜伏期は1~3日程度で、その間にもウイルスを周囲に広げる可能性があります。
38℃以上の発熱、咳、鼻水、悪寒、喉の痛み、関節痛、全身倦怠感、頭痛などの症状があらわれるのが特徴です。
ウイルスが体内に侵入するのを防ぐには、手洗い・うがい・マスクの着用が大切です。そして、免疫力を高めましょう!
免疫細胞の60~70%は腸内にあり、その働きは腸内フローラによって大きな影響を受けます。
腸内環境を整え、腸内フローラを健全に保つことも免疫力の維持に欠かせません。

腸内環境を整え、免疫力を高めるのに役立つ食品には、ヨーグルトや納豆、テンペ、キムチ、ザワークラウト、甘酒、味噌、塩麹などがあります。これらには、「プロバイオティクス」が含まれています。
プロバイオティクスとは、十分な量を摂取すると健康に役立つ効果を発揮する生きた微生物のことです。主に乳酸菌やビフィズス菌などヨーグルトや発酵食品に多く含まれていますので、毎日の食事に取り入れて免疫力の維持に役立てましょう!
免疫力の維持には、日常の生活習慣が大きく関わっています。バランスの良い食事や適度な運動、十分な睡眠を心掛け、風邪やインフルエンザを予防しましょう!
