• 2024年12月25日

無理のない運動療法を

 生活習慣病の改善に運動が重要であることはみなさんよくご存じだと思います。無酸素運動(いわゆる筋力トレーニング)は筋肉量を増やし、基礎代謝を上げることで、血中の血糖や脂質を消費しやすくなります。特にインナーマッスルといわれる体幹に近いところの筋肉は、体積も多く、鍛えることによって、腰痛などの予防にもつながります。インナーマッスルを鍛えるにはウェイトトレーニングのような強い強度の筋トレではなく、レジスタンス運動のような、筋肉への抵抗を感じる程度の運動を繰り返しておこなうのが効果的です。

 有酸素運動も重要です。ウォーキングなどで息が軽く弾む程度の運動を20分程度を目安におこなうと血糖値にはよいとされています。食後血糖値が気になる方は、食後30-60分での有酸素運動が効果的です。

先日、提携しているパーソナルトレーニングジムの「orBody」さんで実際にトレーニングをうけてきました。詳細はまた後日ご報告させていただきます。

年末年始は運動量が落ちる時期です。初詣の折にも意識的に早足でウォーキングできるといいですね。それではよいお年を!

#飯田橋 #運動療法 #糖尿病 #インナーマッスル

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