• 2024年7月26日

🌞熱中症にご注意を🌞

暑い日が続いています。体調壊されていないでしょうか?炎天下での作業や空調のあまり効いていない室内に長時間いることで熱中症が発症します。

ヒトの体はバソプレシン(抗利尿ホルモン)やアルドステロン(副腎皮質ホルモン)といったホルモンの分泌量を調節することで血管内のナトリウム濃度を一定に保つようにしています。汗とともにナトリウム(塩分)が喪失すると、血管内のナトリウムも減少するため、ナトリウム濃度を一定に保つ働きにより、水を補給するだけでは、それが尿として排出されるだけで体内にとどまらず、水分喪失の補填にはなりません。必ず塩分とともに補給するように心がけてください。

熱中症の初期にはめまいや頭痛、嘔吐などが出現しますが、重くなると高体温、けいれんといった重い症状を引き起こします。危ないなと思ったら、涼しい環境で、水分と塩分を取るようにしてください。それでも症状が続く場合は、脱水状態などを評価したうえで、点滴での補液が必要となる場合があります。ご相談下さい。

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